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★このコーナーは、Aidaの日記です。あまり参考にはならないかも(;´д⊂)
なお、投稿・返信はできませんので、あしからず。
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Aida
- 04/6/14(月) 19:46 -
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Date:2004-05-22 (Sat)
流砂洞へどのくらい通っただろうか。
例によって、2タル2獣1エル1竜チームだ。
やっとのことで宝箱をあけ、無事竜騎士AF(紫ブーツ)を手にいれることができた。
残すところ3箇所、小手、胴、頭ということになるが、手にするのはまだまだ先の話となるであろう。
ジュノの町中でときおり、AFフル装備の竜騎士がみうけられる。
思わず、羨望のまなざしをおくっている毎日だということはヒミツだ。
ジュノで競売を見ながらも、バンリュ〜さんの声がとびこんできた。
「いまランペールです〜〜」
「え?東ロンフォールのですか?まさか、あの最近発見されたエリア?」
「そうです。隠された階段のほうです。」
以前、東ロンフォールをランペールめざし、にかなり高レベルの冒険者PTが向かうのをみたことがある。
その時には、シャグナ〜へ抜けたカニを叩くものだと思っていたが、今にしてみれば人数が多すぎる。
実は、ランペールには別エリアがあるとの噂は聞いていたが....。まさかそこなのだろうか。
さっそく、ランペールの墓を目指してみることとした。
〜〜〜〜〜
ラテーヌでタクシ〜を降り、チョコボ屋をちらりと見てから、ロンフォールへダッシュした。
あいかわらず、出張チョコボ屋は高値だ。さらにこまったことに竜騎士は、チョコボにのってしまうとワイバーンがついてこれない。
いったん、送還してから再度呼び出してもダメなのであった。
走るのはきらいではない。ラテーヌを西に横切る。池の横を抜け、ガケを駆け登ればロンフォへはすぐだ。
と、初々しい戦士(サポなし)が、トリと格闘している。賢明に剣をふるうが、状況はあまりよくない。ファストブレードを繰り出しながら賢明に削っている。
私は、すかさずプロテスをいれ、状況を見守った。
ヘルダイブをなんとか耐え勝利した。
このエリアには、なんとも激しい戦闘を繰り広げている冒険者が多い。可能な限りプロテスをいれることにしている。
というのも、その昔、私もこうしたエリア切り替えの場所でプロテスをもらいずいぶんと助かった覚えがあるからだ。
西ロンフォから東ロンフォへ抜け、ランペールに到着した。
〜〜〜〜〜
静かだった。
私は、腰を下ろし息を整えた。
風に吹かれ、草木が揺れる音が耳に心地よい。
ときおり、堅い地面を突き破ってミミズが顔を出すかん高い音が響く。
今はすっかり人影は少なくなってしまったが、その昔は、多くの冒険者がキャンプを張っていたものだ。
洞窟のコウモリを狩り、ゴブリンクに悩まされ、ホネをたたきながらオバケを奪い合う。
さらに、奥へすすめばゴブとの死闘とコウモリの特攻が待っている。
何度も気を失いながらも修行に励んだものだ。
また多くの冒険者仲間とも出会った記念すべき場所でもある。
洞窟を抜け再度地上に出る。墓石とは別のエリアに移動するとバンリュ〜さんの掛け声が響いてきた。地面に耳をあててみると、あきらかに地下からだ。
「おります〜」
「あい、注意してください〜〜」
「あい、了解;;」
石畳を調べるとからだがスッと軽くなった。
〜〜〜〜〜
回りがよく見えないが、複数の冒険者がいるようだ。
すぐにスニをかけようと、まごついているとバンリュ〜さんが手をふってくれた。
「ども〜」
「ゴブなかなかです。ここは操れるコウモリもいるので....」
「はい〜」
さっそく、バンリュ〜さんから、ここはすべてのモンスタがアクティブであること、階段をのぼり地上にもどっても追いかけられること、ゴブが密集していること、赤魔ゴブがいること等などの話をきいた。
どうにか目が慣れてくると、何人かの冒険者にまざってバンリュ〜さんの姿を確認した。
バンリュ〜さんは、コウモリをペットにし、スニをいれると暗い奥へ走り始めた。
しばらく進むとバンリュ〜さんの足が止まった。視線を追うと、ゴブがじっと岩陰でこちらを伺っているようにみえる。
「3匹いますね....」
「え〜〜〜」
さらに目を凝らすと、さらに奥に2匹を確認できた。
「弓ゴブからいきます」
「あい」
バンリュ〜さんは、ブリンクをいれると、ギリギリまでゴブに近づくとコウモリを向かわせ、そっと後ずさりした。
突然の奇襲に驚くゴブ。弓をひいてはみるもののコウモリには当たらない。
たっぷりとヘイトがコウモリに蓄積されたところで、コウモリをもどらせるとゴブは、すごい勢いで追跡し始めた。
爆弾に備えてバファイラを入れ、ディア、スロウ、パライズをたたき込んだ。(もちろん、スロウ、パライズはレジられた;;)
槍をかまえるとゴブにダイブした。
あっというまに、ゴブ一匹は、余裕で撃沈。
バンリュ〜さんは、撃沈間際にコウモリを野生にかえすことになるが(経験値のロスがないため)、アクティブなコウモリは、野性にかえしてから5秒程度でこちらに襲いかかってくる。
そこで、撃沈後すかさずスニをいれなければ、おちおちヒールもできないのだ。
ゴブ発見→コウモリ隊出動→ベースへ引き寄せ→
総攻撃→撃沈直前コウモリ隊離脱→撃沈→
コウモリ隊が我に返るまでにスニでヒール態勢→
(間に合わなければ、コウモリ隊再魅了して遠くで野生へかえす)
こうしていくとコウモリ隊は、大働きをしてくれる。
なにしろ、ペットは野性にかえると強烈な速度で体力を回復するのだ。
「順調ですね」
「あい〜〜」
と、何度目かにいきなり、ペットのコウモリ(体力回復中のため黄色文字)が背後のPTによりつれ去られてしまった。
「あ〜〜〜ボクのコウモリが〜〜」
「ぐは〜」
どうやら背後のPTはコウモリを専門に狩っていたようだ。徐々に奥へ進撃してきたのだろう。
「あ、ゴブわいた!」
「うお」
回りにあれほどたくさんいたコウモリは、背後のPTがすっかり狩ってしまって見渡す限りいない....。
バンリュ〜さんは、とっさにカニのしもべを呼ぶと、ゴブに当てた。
「いったん退却しましょう」
「あい」
入り口まで戻って見たが、見事なまでにコウモリは片付けられていた。
「う....いませんね。」
「いったん外へ出て見ましょうか」
「あい」
階段をのぼって外に出て見ると、穏やかな青空と乾いた風が吹いていた。
「あ、カニのゲージが残ってる....」
「え〜〜」
「ゴブ出てきますよ」
「むむ」
「カニおわりました。」
「あい」
私は、息をのみ、じっと石畳を見つめたままヒールの態勢でまった。
あたりは、乾いた空気が草木を揺らしカサカサと音をたてている。
「ぐぉ」
ゴブが叫び声を上げながら石畳から頭をだした。
ジャンプでゴブを迎撃し、戦闘開始となった。
ふとゴブをみると、ほとんどHPはない。おそらくバンリュ〜さんのカニのしもべが頑張ってくれたのだろう。
感謝だ。
「ふぅ、ここはエリア逃げってできませんね」
「無理ですね。いざとなったら呪符デジョン....」
「ううむ」
ともかく、のどかな墓からは到底予想ができない緊張の連続の地下なのであった。
サンド就寝
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