▲TOP ■Diary&BBS ■Album ■Links
★このコーナーは、Aidaの日記です。あまり参考にはならないかも(;´д⊂)
なお、投稿・返信はできませんので、あしからず。
|
Aida
- 03/8/13(水) 19:34 -
|
|
|
|
Date: 2003-07-30 (Wed)
最近、釣竿を何本か抱え釣り餌をもち、あちこちで放浪することが多くなった。
なんといっても、シャグナー森林の滝はすばらしい。
めったに晴れることのない森林に日が差し込み、キラキラとマイナスイオンたっぷりの水しぶきを感じながら、ゆっくりと糸を垂らす。
指先に神経を集中させ、魚との微妙な駆け引きが始まるのだ。
それは、「笑うか泣くか」まさに数秒の勝負だ。
ブルっ....きた....確かな手ごたえだ。
大きく息を吸うと、はやる気持ちをぐっと抑えた。
タイミング、タイミング、うまく合わせればいいだけだ。
「おしっ」
フェイントをかけるように釣竿を緩めながら一気に釣上げる....
ピシッ....メキベキベキ....っ
轟音がとどろき、手元には無残にも折れたグラスロッドの残骸だけが残った。
「う....。修理したての新しいグラスなのに....。」
と、対岸のオークが何事かとこちらを見つめていたが、「なんだ、ヘボ釣り師か....」という顔をし興味無さそうに立ち去って行った。
ジュノにもどる。
古くからの友達であるTukikageさんに会う。以前からLSパールをいただけないかと頼まれていたが、なかなか手渡すことができなかったのだ。
手渡しながら、「最近、魚釣りをすることが多いが竿がボキボキおれて金欠だ」などと話をしていた。
ふと、Tukikageさんの装備をみてみると既に赤49になっている。この間お会いした時には、赤14だったのにである。もっとも、詩人60を経験したこともある方だ。それが不慮の事故ですべての記憶をなくしてしまったことがある。とはいえ、かつて体に刻み込まれた冒険者の記憶は頭で考えるよりも先にからだが動いてしまうのだろう。
「グスゲンで採掘すると吉」
ポツリとそういうとニッコリほほ笑んだ。
急いでモグハウスにもどると、持ち物を整理し、コンシュタットにむけチョコボに飛び乗った。LSメンバーに、その旨話をしてみるとStainboyくんと、Roroさんとごいっしょすることとなった。
グスゲンに近づくにつれ、昔の記憶がよみがえってきた。
ここは、サポジョブアイテム入手のため訪れたことがある。一歩中にはいると、昼夜かまわずガイコツ戦士がうろつくところだ。
しかも、HPが下がってくると、骨やら狼やらワサワサと寄ってたかってくる場所なのだ。
大量リンクが発生すると、懸命に出口に向けて走りぬけるしかない。
何度も、鉱物運搬用のトロッコにつまずきボコボコにされた記憶がある。
鉱山に入ると、外の暑さがウソのように肌寒い。暗い坑道の奥からは冒険者の掛け声がかすかに聞こえる。
横倒しになったトロッコのあたりにつくと、Roroさんが、大きな袋を抱えて待っていてくれた。Stainboyくんは待ちくたびれているようだ。
「おまたせ」
さっそく、坑道を奥へ進むことにした。
坑道には、レベルあげの冒険者集団もガイコツを相手に戦っていた。
しかし、採掘にふさわしいところは見当たらない。
奥へ奥へ....。
ガイコツや狼をかき分けながら進んで行くと西側の池に出た。
ミミズをたたき鉱物をいただいたところで休憩することとした。
坑道の奥の暗闇から生暖かい風が吹いてくる。とかすかに悲鳴が聞こえたような気がした。
思わず、回りを見回して見た。しかし、RoroさんStain君も平気な顔をしている。単なる聞き違いだろうか....。
さらに池から煙のように赤い発行物体が鈍い光を放ちながら立ちのぼっている。
「あれは....」
私が指さすと、RoroさんもStainくんも飛び上がり目を丸くした。
「さっきから悲鳴もきこえません?」
「ああ、この鉱山はお化けがでるんですよ。心霊スポットというか....」
Roroさんが落ち着いた口調で話をした。
そういえば、バスの住民から、忘れられた鉱山の話を聞いた覚えがあったのを思い出した。
「う〜んこの辺もほれませんね。」
ツルハシをかついだStainくんが残念そうにつぶやく。
「ともかく、ひととおり回ってみましょう」
ガイコツに狼をかたしながら、さらに進んで見る。と突然私の背後で揺らめく殺気を感じた。振り向く間もなく後頭部に激痛が走った。
ボギーでおなじみのオバケだ。
数十秒後、後頭部をさすりながらさらに奥に進んだ。
うろつき回ること小一時間、入り口近くの崩落した坑道でなにやらキラリと光る場所が見つかった。
「掘ろう!」
鉄鉱や、銅鉱、石つぶてがほれる。白金は見当たらない。
あっというまに堀尽くしてしまった。
「次いきましょう」
「お〜!」
と、坑道にサイレンが鳴り響いた。
噂では、この真夜中になるこのサイレンは、NMが発生するタイミングだとの噂だ。
おもわず、ヒール中のRoroさんとStain君をおいて、噂の場所へ飛んで行ってみる。と地面になにやら痕跡が....。モンスタが通った跡のようだ。
ふっと池を見つめると、ボギーの1.5倍はあろうかというオバケがユラユラとこちらにむけてやってきた。
「でた〜〜〜」
「あ、そいつは、ソロ40でギリギリですよ〜」
Cureさんの声がパールから響く....。しかし、ヤツは、両手をかざし、私の頭を引っ掻いた。
「この〜〜」
反撃を開始したが、ユラユラとしてうまく攻撃が当たらない。
みるみるHPゲージが白→黄→橙→赤と下がって行く。
ふっと 意識がなくなっていく....遠くからRoroさんとStain君が懸命にこちらに向かってくる姿が見えた....
「Aidaさ〜〜ん」
気が付くとRoroさんが心配そうにこちらをのぞき込んでいた。
私は、すっかり伸びてしまっていたようだ。Roroさんのレイズをいただいたようだ。Roroさんどうもありがとう。
しばらく休憩をしたのち、さらに奥へ向がい、堀りポイントを4箇所確認することができた。
今回は、残念ながら、白金は掘り当てることはできなかったが、いずれまたここへこよう。
(というか、くることになりそうだ。)
グスゲン鉱山出口で野宿
|
|
5 hits
|
▲TOP ■Diary&BBS ■Album ■Links
|