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★このコーナーは、Aidaの日記です。あまり参考にはならないかも(;´д⊂)
なお、投稿・返信はできませんので、あしからず。
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Aida
- 03/8/13(水) 19:26 -
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Date: 2003-05-25 (Sun)
ジュノのモグハウスをでると、LSメンバーのStainboyくん静かにモグハウス前の踊り場に座り込んで何やら本を読んでいる。そっと近づいてみるとヴィナトリビューン編纂「魔道士の手引」なる小さな本に頭をつっこんで読んでいるようだった。
たまにモグハウスにもどったときにトリヴューンを読むことはあるが、手引なるものがあるとは初耳だ。もしかしたらどこぞの冒険者がまとめたものかもしれない。
「ケアル2は、白魔道士の方が早くおぼえられるのか....はぁ。でも、せっかく覚えた片手剣はつかえないんじゃなぁ....」
ブツブツため息をついている。
彼は本に夢中で、私がすぐ後ろにたっていることも気づいていないようだ。
「うぃっす〜どうした?」
私が声をかけると、びっくり箱からとびだしたおもちゃの蛇のようにとびあがり、手にしていた本は、反対方向へぶっ飛んでしまった。
本は、放物線を描いて踊り場の天井にあたると、まっすぐ私の頭めがけて落ちてきた....。ちょうど本の一番硬いところがゴツンと直撃し、頭の上で静止した。
一瞬ダメージ100と表示がされたかのようだった。
「うぉっ」
>「び、びっくりするじゃないですか〜。心臓が口からとびでたかとおもった〜」
「いたたたた....」
>「罰があたったんですよ!」
「むぅ」
>「本返してください。」
賢明に私の頭の上から本を取り返そうとがんばっている。
あやまりながら、本を返すと、大事そうに小わきに抱えた。
話を聞くと黒/赤でパーティに加入してクフィムへ向かった時苦労したようだ。
メンバーに誘われたものの黒魔道士というよりは赤魔道士しかも回復補助として期待されたのだそうだ。
ところが、黒Lv22/赤Lv11ではケアルが精一杯。しかも回復魔法のスキルも少なく、回復しても10〜20程度だったのだそうだ。そんなことから、白魔法はすっかり自信をなくしてしまったようだ。
「それなら、白魔道士の修行もはじめたらどう?」
>「うん....」
「白11でケアル2おぼえるし、ステータス異常回復系もおぼえられるよ」
>「そっか....。でもLv1からだし。」
「そんじゃ、モンクがLv1だから、一緒にやろう。Lv11までとりあえずあげちゃおう」
というわけで、モンクの修行をはじめることとなった。
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サンドリアにもどると、さっそくモンクにジョブを変更した。。
「あぁ、またブロンズサブリガか....」
防具屋の店主はピカピカに磨いたサブリガセットをだしてくれた。
Lv8になれば拳法着が装備ができるのだが....。
競売所で白帯とキャットバグナウを調達した。
「これでよし」
東ロンフォールへでてみると、Stainboyくんが待っていた。
さっそくLv1同士のPTができあがった。
モンクといえば、あの力をためる叫び声、そして強烈なコンボに、百烈拳というイメージがある。う〜む修行が楽しみだ。
Lv10になるまでは、サポ戦士では挑発が使えないので、サポ白とすることにした。
モンクの手数は多い。Lv3になると「コンボ」、Lv5で「ためる」を覚える。しかし、かつてのジョブに比べるとかなり楽な印象がある。
Stainboyくんの回復をうけながら「つよ」連戦。チェーンし気が付けばLv8となっていた。
いったんサンドへもどり、用済みのサブリガに別れを告げた。
あこがれの拳法着をみにつけ、白帯をギュっと結ぶ。全身の筋肉がピクリと反応し、力が込み上げてくる。
「うぐぁ〜」
おもわず力をためようとすると、冷ややかな目でモグが一言....
「モグ内ではアビリティはつかえません....」
がっくり....。
再度気を取り直して南サンドリアに飛び出した。
東門でStainboyくんと再度チームを組み、ランペールの墓へむかうこととした。
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ランペールへの入り口付近に近づくと、シーフが一人もくもくと手当たり次第にゴブリンを叩いている。
Stainboyくんがやっと解禁になったプロテスをかけシーフに発動させた。と、先程のシーフはゴブリンの回りをぐるぐるまわり攻撃を加えつつ、器用に丁寧にお辞儀をした。
その後もランペールの墓への洞窟に入ってからも、例のシーフもいっしょにコウモリを叩き落としていた。が、ときどきHPがズンズン減りStainboyくんがあわててケアルをかけた。
戦いが終わり、ヒールをしながらシーフに声をかけてみた。
「あの〜ランペールの墓へいくのなら、ごいっしょしませんか?」
>「あ、ありがとうございます。墓がどこだか....」
「はい。じゃごいっしょしましょうか」
このシーフこそ、今やLSメンバーとして新規加入したDigoさんとの出会いだったのだ。
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