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【97】Roroさんからの配達物【番外編】 Aida 03/8/19(火) 16:56 [添付]

【97】Roroさんからの配達物【番外編】
 Aida  - 03/8/19(火) 16:56 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : Aid020617001742a.jpg
・サイズ : 48.5KB
   Data:2003-08-15 (Fri)

それは、サンドリアの城門が夕陽で真っ赤に染まったころだった。

私は、アイテムを整理しにサンドリアにの城門に立っていた。
城門に灯がともり、ゆっくりロンフォールが暗闇につつまれていく....。

突然、LSパールからCureさんのあわてふためいた声に驚いた。

「Roroさんから、すごいものが届いてる。」

その後、Stainくんからも同様のTellがはいってきた。
案の定、私もサンドリアにもどってみると、Fifiが興奮した声で叫んだ。

「なんかよくわかんないけど、高そうなものがとどいてるよ〜〜」
「どれどれ....」

サンドリアのポストには、ウィンダスの職人Icoからのパインジュースに混ざって、小さな小包が2つ届いていた。

「取扱注意....」

そっと差出人をみてみるとRoroさんからだ。

慎重に包みをあけてみると、なかにはウワサのあの高価な羽飾りとシーフなら喉から手が出るほどほしいといわれるLv50代で使うことのできる高価な指輪がはいっていた。
うん?たしかRoroさんは、シーフ50代半ばだったはず。まだまだ身につけて利用するものをなぜ?

Cureさんが、ポツリといった。

「引退....かもしれない。」
「え? シーフをですか?」
「いや、このヴィナ・ディールの世界から....」
「そ、そんな....」
「まだ、スチームスケイルも返してもらってないし、折れたグラスロッドの修理もおねがいしてあるし....それにそれに....」
「でも、大事なものを手放すときって....」
「ううむ....。もし、そうなら花束を渡したかった。それにお礼も....」

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

倉庫からアルバムを引っ張り出してみた。

Roroさんはタルシーフだが、実は、ヒューム白魔道士のJukaさんと同じモグハウスにいる。最近はJukaさんはモグ管理をし専ら担当しているようで会っていないのだが、きっと元気にしているだろう。

Jukaさんとは、私がこの世界にやって間もないころ、そう、まだおろしたてのオニオンソード一本にサブリガをはいて、ロンフォールで必死にウサギを追いかけ、追いかけられていたころからの付き合いだ。
私の日記に何度も登場し刻みこまれているように、私のフレンドのなかでも一番ながいはずだ。
私のようなウドの大木ではなく、少し控えめではあるが、無鉄砲な私の突撃をしっかり支えてくれる存在であった。必死にケアルを入れ、ときにはハンマーで助太刀をしてくれたりした。

ゲルスパにオーキュスアクスを取りに乗り込んだとたん、6匹のオークトレインに遭遇したこと。
ランペールでコウモリの大群においまわされながらキバをとったこと。
反魂樹を手に入れるため墓石の回りでホネに囲まれながらキャンプしたこと。(当時は競売そのものもまだサービスがされていなかった)
ラテーヌにはアライアンスを組んでデカ羊を倒したこと....。
サポアイテムを取りに砂まみれになりつつも必死だったバルクルム。
はじめてのバストゥークへの遠出....。

と、ふとアルバムから古い写真がパラリと落ちた。

「あ....」

写真には、ホルレーの温泉での記念撮影中のスナップショットが写っていた。
たしかこの時も、ラテーヌのデカ羊狩り同様アライアンスを組んで向かったはずだ。温泉にはなんとか全員無事についたのだが、その帰りは厳しかった。
コウモリに手を焼きながらの戻り道、オークの集団に襲われボコボコになぐられた。ほとんど壊滅状態だ。そんなときでも、なんどでも救援にかけつけてくれたのがJukaさんだ。

写真といえば、このころやっと写真を取れるようになったはず。つまり、この写真は、私の手元に現存するJukaさんと共に撮影した一番古い写真だろう。

その後も、セルビナねんどのクエストで、あちこちをともに冒険もしたし、ダングルフ、ギデアス、シャグナー、ダボイ、シャクラミ、オズトロヤ、ココロカ....
数え切れないほどの多くの場所にともに笑い、ともに驚き、ともに歯をくいしばり、リベンジを誓った。

一方、Roroさんとは、ブブリム半島のポストで共に戦ったのが最初だと記憶している。
ともかく、軽いフットワークと抜群のモンスター釣り上げスキルで連戦練磨であった。気が付けばブーメランがモンスターめがけて投げられ、あっというまにTPがたまり、すさまじいWS(サイクロン)が火を吹く。
一方で、シャグナ〜でゆっくり魚釣りをしたりもした。

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

ゆっくりアルバムを閉じ...暖炉のそばで居眠りをしているFifiにに見つからないように秘密の場所に小さな包みを保管した。

「なぁに....ひょっこりあらわれて『倉庫の整理してる途中まちがえてアイテム送っちゃった』とニッコリほほえみながら話してくるさ....。ひとまず...。荷物は預かっておこう...。」

ひとりサンドリアのモグハウスで、LSパールを見つめながらつぶやいた....。
すこしばかりLSパールの光がにじんで見えたのは私だけの秘密だ...。

添付画像
【Aid020617001742a.jpg : 48.5KB】

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2003-08-10 更新    時計